(一般)

1) 夏のバケーション
1月2月がチリでは夏休みのシーズンですが、1月のホテルの利用率が発表になりました。一番空室が少なかったのは第12州のプンタ・アレナス、マガジャネス海峡地区でした。何しろ90%とか。観光客の数は6万3千人。2位は第4州のラ・セレナとコキンボ。83万人の観光客でホテルの利用率は84%。3位は第8州のラハの滝で83%。私たちが先日訪問したチロエは第10位で72%。確かにいくつものホテルが満室でした。
しかしチリ観光業界は2014年をうまく始めましたね。
2) 麻薬関連
アリカを歩いていた二人の若者を警察が訊問したらしい。理由はこの暑い夏に服をびっちり着ていたので。なんと驚いたことに二人の体にドル紙幣が巻かれていて、その数が約65万ドル。もちろん、即時に警察署に連行されました。
地方裁判所で出た判決はお金は押収するが二人は釈放されるでした。まるで私の小説の世界ですが、麻薬の世界はすべて現金。その二人は麻薬業者に頼まれて現金輸送の仕事をしていたわけですね。バスでボリビアに入る予定だったとか。
彼らはアントファガスタから来ていますが、もうそこには帰られないと泣いているらしい。戻ればすぐに消されてしまうかな?
3) ピューマ
札幌市内にクマが出ると言うのは昔からありましたが、サンティアゴ市内にピューマが出ました。ある家の台所で音がするので犬でも入ったのかと見ると、なんとピューマ。あわててドアを閉めて警察に連絡。大騒ぎの後、捕獲して動物園に。しかし南部のテムコなら森から出てくることがありますが、首都のここは自然にはピューマはいませんね。どこかの家に飼われていた動物が逃げて入り込んだのでしょう。
4) マプチェ問題
アニータの母親が第9州テムコ近くの村に親戚を訪ねて訪問中ですが、彼女の話では毎日のように山火事が起き、広場に停めてある警察のヘリコプターが消火に当たっているとか。火事の原因はマプチェ族の放火と言われています。たまりませんね、こんな話。