(経済)

1) 株式市場
チリの好調な経済とは逆に株式市場は停滞しています。一時5000ポイントまで上がっていたのに今では4200より下。株に投資をした人は泣いていますね。確かに会社の成績は悪いらしく、船会社のCSAVは上半期に1億8千万ドルの損失とか。上場会社の半数が今年の上半期は利益が減少した由。

2) 消費者物価
新車の販売が順調でこの12ヶ月で12%のアップ。27000台とか。しかしガソリン価格が毎週上昇し、とうとう1リットル900ペソ近くまで来ました。8月の物価上昇率は0.2%で、今年の末には2.5%になるだろうと見られています。物価情報は食料品とガソリンの値上がりが主な原因。

3) 薬品価格調整
大手薬局が話し合いの後、価格を上げたとして訴えられていましたが、今週最終判決が出て、その談合が認められ2千万ドルの罰金になりました。大手薬局は納得しないが支払うといっている由。表向きそれを払って、他のところで政府から戻してもらうのでしょうか? 
最高裁判所は薬局だけでなく製剤会社も調べる必要があるとしています。どこの業界も話しあいが進んでいるのですね。