(経済)

1) 国民総生産
2013年のチリGDPは4.0 %に終わりました。ピニェラ政権の4年間の平均は5.3%で、目標の6%を下回りました。ただしこの数字は民生化後の大統領の中では初代エイルウィンに続く高い数字です。
2) 物価上昇率
1月の物価上昇率は0.2%。ガソリン、自動車価格の上昇が、その02%に影響しているそうですが、ペソが落ちたことが上昇の原因でしょうね。ペソは対ドルで560ペソまで落ちましたから。もっとも今週末は554ペソまで戻りました。来週にまたガソリン価格の上昇があるらしい。
銅の値段はポンドあたり3.2ドルから3.3ドルに近づいていますから、さしあたってはチリ経済は安泰ですね。    
3) 銀行の利益
2013年はチリの銀行にとって最高の年でした。利益が37億ドル、前年対比14%のアップですから。しかし銀行がこれだけ儲けるのは、貯金・預金の運営がうまいのと利用者の懐から取り出す金額が多いからでしょうね。