(経済)

1) 笑いが止らない
チリの企業は今年に入って動きを一層ダイナミックにし、第一4半期で前年対比28%アップの利益を出したようです。昨年はこの時期、大地震で震えていましたから、数字が上向いて当然ですが、28%は立派なものです。銅関係のほか小売業、林業、電信電話など通信関係がリーダーになっているとか。

2) 失業率の減少
4月の失業者は7%となり、過去25ヶ月で最小の数字。チリ経済は順調ですね。アメリカは失業率が高く、赤字が上限まで来ているので国際デフォルトの可能性がでてきました。日本が持っているアメリカ国債を早く売却したほうが良いですよ。

3) 銅の価格
コデルコの3番目に大きな鉱山のエル・テニエンテのオペレーションが止りました。その銅山で働く下請け労働者は少し前にストに入りましたが、彼らが正規従業員の乗るバスに投石し、その入山を阻止。これを受け、本社採用労働者も彼らと組んでストに入るか、独自に本社と交渉をするからこの月曜日に決議する予定。この鉱山の前回ストは、2007年でしたが、長引いただけでなく、警察との衝突を繰り返し大きな損害を出しました。今回はどうかな?