(経済)

1) 銅の値段が高値安定で、鉱山会社の経営は極めて好調ですが、何でもエスコンデーダ鉱山は今年に入って16億ドルと前年の40%アップの利益が出ているらしい。コデルコも20億ドルと笑いが止りません。
このためもうドルが必要でないチリでは、為替がペソ高になりとうとう1ドル500ペソになりました。6月に548ペソを記録したのにわずか2ヶ月で500ペソまで切りあがりましたから、銅関連以外の輸出業者は泣いていますね。中銀総裁はその輸出生産業界との朝食会の席で「この数字は特に異常なものとは考えない。したがって中銀が介入する時期では無い」としています。

2) 株式市場のほうは一休みと言うところ。アメリカの中古住宅の販売が不振と言うニュースが、世界の株式市場に影響しましたが、チリにもその影響はあり、今週は先週よりやや低い数字で終了しました。