チリの風  その255  07年12月24日―30日

野生の動物はその時間の60%をえさ探しに費やすそうですが、ライオンでも力が劣れてくるとシマウマに追いつけなくなります。つまり餓死が待っているわけですね。その点、人間は少しは進歩して、老人になっても食料を手に入れるのにライオンほど困難はないようです。
と言いながら中高年になってくると確かにパワーの衰えは隠せず、私も自分の頭の中のイメージと実際の体力のギャップに困惑しています。
日曜日に行われた日本人会のもちつきでは腰に痛みがまだ残るのでセーブしながら働きました。それから体力の衰えを認めたくなく今週は週に7日も走りましたが、さすがに疲れました。
さてクリスマスはいつもの様にバレリアとミサに参加。神父が満員の参列者を前に今日は皆さんでいっぱいの教会が来週はガラガラなんですよねと弱気の発言、笑ってしまいました。
年賀状を出すという日本の古くからの良い風習を忘れてしまい、今年は一枚も書きませんでした。あちこちの友だちとメールの交換しましたが、結婚した、子供が生まれた、子供が就職したと世界が動いているのを感じます。
今年の年末年始はテムコから少し離れた田舎にあるバレリアの妹の家ですごします。皆様の素晴らしい新年をお祈りして。