(経済)

1) チリの投資
統計数字ですが2013年、2014年のチリの投資は順調に増えています。チリへの投資は2013年は世界の21位だったのが14年は230億ドルで11位に上昇。またチリからの投資は29位から19位に増加し、14年は12億ドルを超えました。この部門でラテンアメリカで20位以内に入ったのはチリだけです。
今週は為替も銅価格も大きな変動はありませんでした。
2) 談合
先年、大手薬局が談合して薬の値段を上げたとし、巨額の罰金を言い渡されました。チリの大手3社で薬品の販売の90%を占めるとか。つまり大手資本の会社は無敵なわけです。彼らの間で、値段の合意ができると、ある日、1社が値上げ、それが確認されると2社目が翌日値上げ、3日目に3社目とと言う仕組みとか。3社のうち1社はこの談合事実を認め、検察に協力したので、2社には罰金2百万ドル、1社はその10分の1くらいだった模様。
今回その3社の重役10名が談合実行犯として起訴され裁判になりましたが、全員無罪になりました。何それ?
会社は有罪でそれを実行した犯人は無罪だなんて。