(一般)

1) マプチェ問題
昨年マプチェに襲撃されて焼死した老夫婦の犯罪に関して逮捕さえた唯一のマプチェ男性が裁判で有罪になりました。まだ刑期は出ていません。彼は裁判の間、沈黙を続けました。しかし10名ともいわれるマプチェグループが老夫婦の家を包囲し攻撃したのですが、その他の犯人は全く手がかりなし。チリの警察は何をしているのかな?その地区のマプチェ運動家のその夜の行動チェックとか、車で移動しているわけで、だれが運転していたのか調査できないのかな?
2) 警官の罷免
サンティアゴのプエンテ・アルト地区のレストランで食事をした男が金を払わずに席を立ったのでレストラン側は警察を呼びました。パトカーで駆け付けた警官は彼を警察署に連行。 ここまでは通常でしたが、パトカーに犯人を乗せたまま、わざとか忘れたのかはわかりませんが、犯人を駐車場に放置。30度になる外気温では、車内は50度を超え、防弾ガラスを入れた窓を割って車から外に出ることもできず、彼は熱射病で死亡しました。
このため関係した4名の警官とその上司が警察軍の職を罷免されました。家族は多額の賠償金を要求して裁判になります。
3) ビーニャ音楽祭
もうこの先1週間、チリの話題はこれしかありません。テレビの番組もこれに関するものが中心です。私はほとんど興味がありませんので、そんな番組は見ませんが。音楽祭はリッキイー・マルチンで幕が開きました。
4) 内臓移植
チリが最初の心臓移植手術を行ったのは世界的にも珍しいころでしたが、その伝統をつないで、内臓移植手術が行われています。今週、肝臓移植の手術が行われ成功した模様。厚生大臣が病院を訪問しその患者を励ましました。