(経済)

1) 経済一般
大蔵大臣のララインがテレビの番組で、「2014年の経済成長率は4.9%を予想しているが、これは世界平均よりはるかに高い。また失業率も5.7%と低く、チリ経済に大きな弱点はない」
そうか、銅の価格が大幅に下がらなければ、私の今までの予想と違って2014年もチリ経済は好調維持ですか。
ところで韓国の経済危機が噂されています。IMFのテストの結果があまりにひどい状態なので発表できず延期されていると言われますが、ホンマかな。それより中国のほうが危機はひどいと思いますが、黒い噂が出て来ず依然とし平気な顔を続けています。それなら銅の価格も大丈夫だろうと、素人の私は思ってしまいますね。

2) 株式市場
チリの2013年は経済全般はどう見ても立派なものでしたが、株式市場はその逆で世界的に見て悪い方から6位の落ち込みでした。2011年に5041ポイントまで行ったのに今は3700ポイントですからね。落ち込みが厳しい。
大きく伸びた市場の一つは日本です。何しろ1年で30%もアップ。日本経済の好調さを示していると言われます。ホンマかな?
数字を見ると上昇の理由は個人の売りを海外からの買いが超えたからのようです。何しろ外人の買い越しは14兆円強と並みのものではありません。つまり彼らがさらに買い続けてくれれば2万円を超えるところまで行くし、逆に派手に売り始めれば14000円以下まで落ちるはず。アベノミクスが成功したので日経平均が上昇なんて、眉唾ですね。             
3) 銅価格
銅の価格は年初のポンドあたり3.6ドルから最後に3.3ドルに落ちましたが、7%ほどの下落で、3ドルを割りそうという悲観的な見方は当たりませんでした。原油は8月9月と100ドルを大きく超えていましたが、99ドルまで落ちて一安心。どういうわけか今週もチリのガソリン価格は上がりました。
ドルは480ペソで始まり526ペソで閉め、1年間で46ペソの下落となりました。日本は円安を喜んでいますがチリではそんな雰囲気は全くありません。