(経済)

1) チリ経済情勢の変化
昨年までチリ経済は順調で、一般市民も目いっぱい生活を楽しむと言う雰囲気でしたが、急に風が変わってきて財布の中を気にする、現在の職がいつまで継続するか心配すると言う風潮になっているとマスコミで報道されています。
中銀が公定歩合を下げましたが、これを利用して「今がチャンス、今の借家を止めて自分の家を持ちましょう」と不動産業界が宣伝しています。
2) ガソリン価格の下落
2週間連続でチリのガソリン価格が下がりました、原油の価格は100ドルを割ったりまた上昇したり落ち着きませんね。いつも思いますが、ガソリン価格安定の方が一般市民にとって重要です。この2週間に下がった価格が来週からまた上昇するわけで、それなら2週間下げなければ、この先1か月は価格維持できたのでしょうが、悲しい。
例の上昇も下落も週に5ペソ以上は動かないと言う条例はまだ国会で承認されていません。
銅の価格はやや下がりましたが、それよりペソの落ち込みが目につきます。今月初め1ドル550ペソだったのが、金曜日は564ペソで締めました。この調子では590,600ペソまで切り下がりそうとか。ドルが強い理由は理解できませんが。