(一般)

1) マプチェ問題
誰が後ろで糸を引いているのかと思わせますが、裁判になってもマプチェの容疑者はビクともしません。彼らのグループのトップで刑務所に留置されている人間の刑期が軽減される判決が出ました。裁判所がマプチェを助けているのかな?
先日、覆面グループに夫婦が焼き殺された事件の裁判で、逮捕された人間は法廷に入る時、腕を高く掲げ、自分の思想のために戦うと宣言しています。放火により人が死んでいるのに彼の精神は動揺をきたさない様子。信仰と同じなのでしょうか。
彼らに襲われているときに妻が警察に携帯電話で通報したのが裁判所で流れました。その時まだ彼らは生きていたのですね。その直後に焼死するわけですが。
彼の兄弟が新たに逮捕されました。家宅捜査で銃器が発見されています。その二人の母親は警官が寝ているところに侵入してきて乱暴に拉致していったが、これからどんなことが起こるのか怖いコメントしています。
同地区での放火などの事件は継続です。
月曜日、同地区を中心にトラック業界が道路封鎖のデモを行なったのを内務大臣が「道路封鎖については同意しないが、マプチェ問題に関し、トラック業界などが問題放置に反対するのは痛いほど同意できる」と発言。(後で、不本意な発言だったと認めたようですが)
2) チリの映画NO
チリの映画で1988年の軍事政権の存続可否を問う投票のときの反対派を中心にした映画NOが国際映画祭オスカルの外国映画部門でノミネートされました。チリの映画がここまで来たのは初めてです。