チリの風  その363  10年3月8日―14日

また1週間立ちましたね。この1週間もチリでは大きな動きがありました
土曜日、午前中フェリア(青空市場)で買い物をしてから、正午からの日本人会館増改築竣工記念式にアニータと出席。広く立派な会館になりました。昼から日本人学校でサッカー教室 。最後の練習試合は盛り上がりました。でも生徒・父親数名が近日中に帰国され次回から参加不能です。寂しい。練習の最後に恒例の帰国児童の胴上げをしました。彼らの日本での健闘を祈ります。そして夜は若い二組のカップルと食事、会話を楽しみました。まだ何とか彼らの話についていけます。地震の後の略奪行為について、若い人はスーパーマーケットなどが閉まり、食料品の購入が出来なければ、地域の人がそれを求めて無政府的行動に走るのは理解できるとしていました。政府の食料品支給が遅れたからな?

日曜日はマラソン練習。今回はじめて参加のルイスが健闘し、16Kを85分で走り切る。そのあと山口さんと私は続けて8Kを35分で走りました。なんと山口さんは私のアパートまで往復も走っているから今日の走行距離は34キロ。この数字を見ると4月のマラソンで山口さんはフルで4時間を切り、私もハーフで2時間を切って完走するのはほぼ間違いありませんね。来週は元気な林さんもチリに戻ってくるからスピードを上げる練習をします。しかし疲れました。日曜日の午後はぐったりでした。もちろん半分本当で半分嘘です。チリの風を書くため資料集めとその検討に時間を費やしました。
そして夜に突然の停電。理由は分かりませんがチリの中南部に及ぶ大停電。地下鉄も全部止まり、街は真っ暗。一時は諦めてベッドに入りましたが、電気が戻ってきたのでまたチリの風を書き始めました。