(一般)

1) しかし乾いています。チリの中央部は水不足がひどく、家畜のみならず人間の飲料水にも事欠く地域が増えています。このため農産物の値上げが始まっています。
ただし気象局の発表ではラ・ニーニャ現象はこの先一服するので2008年はそれほど乾燥状態は続かないとしています。

2) 海産物による病気の続発
ウニや貝はチリでは好まれる海産物ですが、赤潮などの影響で海産物が汚染されていることが多く、政府機関はそれを生で食べないように注意していますが、それを無視して一般市民がレストランや家庭で生のまま口に入れるので、その後下痢症状などを起し病院に担ぎ込まれる例が続発と言うわけです。なんでも昨年対比3倍もの患者が発生している由。ほんまアホやな。

3) 先週、ブラジルの大統領は南極に行けなかったと書きましたが、その後天候の回復があって結局南極に着陸しました。これは個人の旅行として彼はチリ政府の人間の同行を受けつけませんでした。

4) 汚職関連
大手民間企業の役職者にアンケートを取った所、56%の人間が賄賂をしたことがあると回答。また42%の人間が競争相手が賄賂を使ったので商談に敗れた経験があるとしています。チリでは民間も公営企業もこの問題を避けられなくなってきたのでしょうか?バチェレットはなんと判断するのかな?
公共事業省関連の汚職問題で現ホンジュラス大使が訊問を受けたと言うニュースもあり、現在最大関心事の教育省のスキャンダルも一部の学校が100万円ほど騙し取ったと言うのではなく、もっと組織的に大掛かりな詐取が行われたと見ます。そしてその金の行方は?