チリの風 その1078 2024年1月8日ー14日

毎日最高気温が30度を超えるほどの暑いサンティアゴです。
今週の話題ですが、南部から友人が上京してきました。彼に同行していろんなところに行きました。いつも彼に世話になっているのでご恩返しです。
スポーツはいつもの通りですが、登山は中級広場まで仲間と歩きました。近くの展望台は3時間コースだと2時間45分くらいで標準より早く歩きますが、その6時間コースに今回は何と7時間以上かかりました??。それは下り斜面で私は転倒してしまい、それ以降は老人のノロノロ歩きしかできなかったからです。
それでも家に戻ってきて湯船につかり、おいしい食事を食べると元気が戻って来ました。
しかし今回も登山者と何組も話をしました。すれ違った人と会話が弾むのは面白いです。
土曜日は今年初めてのサッカー教室。10数名の参加者で楽しくプレーしました。
ラソンはいつものように週日10キロ走りました。その写真が日本にいる息子から送られてきました???それは彼の友だちが私の走っているのを見つけ写真を撮って彼に送ったからです。日曜日は仲間と走りました。
こうして毎日、忙しく楽しく生きていけるのは最高の幸せです。

(政治)

1)ボリッチ動向
 ボリッチはグアテマラに飛び、新大統領の就任式に参加します。彼の喜びでしょうね。チリにとってどれほど重要な事かは分かりませんが。
 先週、大臣・議員が元区長サラゲットの自宅で面談したことが話題になりました。ボリッチはロビー法案もあるから問題ないと軽くあしらいましたが、それが今週も尾を引き 政府が大臣の管理(監督)をしていないとされるとボリッチは急に方針を変え、その面談に参加した6大臣を招集してチェックを始めました。問題は何が話されたかですね。
 それから南米とアジアを結ぶフンボルト海底電線の計画が進展です。チリ政府とグーグル社の事業ですが、先ずはチリと豪州の間とか。それに関しラパヌイの区長がどうして私たちの島をそれに入れないのかとボリッチを批判しています。
共産党のお祭りがあり、ボリッチはそれに参加しました。ボリッチはチリ共産党といろんな問題を持っています。例えばコデルコ公社とSQMの合弁事業、警察軍の長官の交替問題(共産党はデモ隊暴行を指示した彼を外したい)、その他にもいろんな法案の是非があります。 
また、厚生年金を受領している中高年でその額が少ない人は生活が大変ですが、その援助を与野党が合意して実施したいと彼はコメントしました。どうなるかな。
ボリッチからバチェレットに不正資金が渡されたとの噂が出ています。新左翼の場合と同じく、バチェレットが作った組織が政府の資金を受けたのでしょう。
マイプ元区長が財源不正使用で裁判になっていますが、ラス・コンデス区長も残業代の不正使用で裁判になりそうです。どちらも右翼系です。
もう右翼も左翼も同じですね。
2)与党内の争い
 新左翼社会党がギクシャクしています。ボリッチの旧友ジャクソンは内閣から降ろされましたが、彼は社会党を訴えました。彼は自分を降ろしたグループとその理由をはっきりさせるのは自分にとって正義の戦いになるとしています。
 所で次の市長(区長)と州知事の選挙でキリスト教民主党DCは与党グループの中に入ることを決めました。
 もちろん逆に右翼側も同じことで、ピニェラ前大統領は「先の新憲法是非の投票では右翼の統一が無かったので敗北した。従って次の選挙では右翼統一を行ってチリの再建を図りたい」としています。彼は現憲法を変更して3回目の大統領選を考えているようです。左翼のバチェレットも同じですから、議会でその憲法案改正が承認されるかもしれません。国民もそれには賛成するかな?

(経済)

1)銅価格と為替
 銅の価格は1ポンド3.76ドルと先週とほとんど変わらず。しかし為替は1ドル911ペソと大きくペソ安になっています。
 専門家の予想では銅の生産は縮小し需要は増えるので2025年には5ドルまで上がるだろうとのこと。チリにとって神風ですね。
ところでリチウムの件ですが、SQMが運営するサラール・デ・アタカマの鉱山で先住民がデモを起こし道路を封鎖しました。環境汚染をしているとするクレームです。この先、そんな問題が大きくなるかもしれませんね。
2)物価上昇率
 I2月のIPCはマイナス0.5%で、23年通算では3.9%。正常ですね。そこで中銀に公定歩合を下げるよう要請が出始めました。
3)求人
12月の求人は大きく下がり2020年中期のレベルまで落ちました。

(一般)

1)犯罪
 テレビのニュースに「どうしてこう毎日この地区で銃弾が飛び交うのか、いつそれにあたって怪我をするのか怖い」と言ったコメントが出ます。
 この週末、首都圏で、少女が流れ弾に当たって死亡。また家内にいた男性が弾丸に当たって死亡。このケースは対抗グループが銃弾をその家に降り注いだからです。
 国際ニュースに関してですが、3か月前はイスラエルパレスチナ問題が毎日報道されました。それが先年末はアルゼンチンに集中。そして最近はエクアドル問題が焦点です。麻薬組織がエクアドル国内で政府を凌ぐ影響力を持ちだしたのが問題点ですが、そこまで行かなくてもチリ国内も麻薬組織の拡大は大きな問題です。
ボリッチは上記の少女の死亡事故で、チリもエクアドルと同じレベルだと批判されると、チリ政府は市民の安全を全力で守っている、その結果を近い将来に見てもらいたいとしました。頑張れと言いたいですね。無理かな?
2)山火事
土曜日までの数字ですが、2184か所で火災が起きそのうち5か所が延焼中とか。今までに燃えた地区は16293ヘクタールで、前年度の被災地の3分の1に
 なっています。首都圏はもう1か月以上、雨が降りませんから、火事の可能性は高いです。

(スポーツ)

1)テニス
ニュージーランドで行われたATP大会でタビロが優勝しました。彼にとっては初勝利。さて次の大会は今年最初のグランスラムになるオーストラリア大会です。
さぁチリの選手が誰か決勝・準決勝まで行けるかな?

以上