１） 自然災害
南部のマジェコ国立公園の火事は2週間たって鎮火しました。北部の大水害は3週間が経過しましたが、約3万人の被災者を出し、死者29名、行方不明者63名になっています。銀行やＡＴＭは7割が復興とか。ただ学校が閉鎖されたままのところが多く約4万人の児童が勉強できませんが、政府はこのまま授業の開始が遅れて全員が留年することはないと約束しています。
２） マプチェ問題
年初からずっと継続されていますが、今週は公共事業の道路の舗装工事を行っているところが襲われ、機械・車両が燃やされました。保険に入っていなかったとかで全部その会社の損失になるとか。被害にあった会社は政府は私たちを守る仕事を全くしないと訴えています。
マプチェの独立とか、もう少し自治権を与えることはできないのかと言う議論もあります。機械に火をつけたところに、刑務所に収容されているマプチェの活動家の釈放を要求するパンフレットが残されていました。
イースター島の住民もマプチェと似たような要求を持っていて、国立公園の道を遮るなどの抗議行動をしながら政府と交渉しています。イースター島がチリ領と言うのも不思議な気がします。タヒチがフランス領と言うのも不可解で、ポリネシア地区の島が一つの国（地域）を作るのが妥当のようです。
３） ディスコの事故
サンティアゴのディスコでパンク・ロックのコンサートが行われ、多くの入場者が入り口で込み合い、無理やり入ろうとしたので、押し重なって倒れ、死傷者が出ました。他国でよく聞く事故ですがチリでもそんなことがあるわけですね。
