(一般)

1) テレトン
今週のチリの話題はテレトンでしょうね。障害者の治療施設を運営する基金を集めるための催しものですが、第1回は1978年でした。その年の寄付金額の目標は100万ドルだったのですが、270万ドルを集めました。今年は320億ペソ(約5千万ドル)が目標です。30時間ほど全放送局が同じテレトン番組を流しました。夜中の1時過ぎにやっと目標を少し越えました。
私は最後まで見ていたわけではありませんが。
2) マプチェ問題
アルゼンチンでもチリと同じようにマプチェ問題がありますが、アルゼンチンの検察が、最近同国南部で使用されたモロトフ爆弾はチリで作られたものだったと発表。
反政府運動に爆弾を使って抗議するのはどこでも認められないと思いますが。
この10年ほど両国のマプチェは国境を無視して共同闘争を行っています。
3) ナショナル・ジオグラフィ誌は2018年に訪問すべき場所のランキングを発表しましたが、その12位にサンティアゴが入りました。11位がマダガスカル、13位がカンボジアですから、何故チリのサンティアゴが入ったのかなと思います。
南米からはアルゼンチンのフフイが2位になっています。 イースター島パタゴニアに並んでサンティアゴも人気を呼ぶのかな?
そう言えばパタゴニアのトレス・デ・パイネのグレイ湖の前の氷河でサッカー場300個分の面積に当たる大きな氷が分離し、湖に浮かんでいます。温暖化から氷河が崩れて行くと言う証拠なのでしょうか。温暖化で海面が上がれば、チリでは海に面した多くの市町村で大問題が起こりますね。
そのグレイ湖の前のホテルで食べる昼食が世界最高と私は思っています。(注・食事でなく、窓の外に見える前の山の景色が世界最高と言う意味です)
4) 黒崎さん失踪事件
あれから1年経ちましたがフランスで行方不明になった黒崎さんの死体がまだ見つかりません。フランスの検察はチリ人容疑者のフランス送還を要求しているとか。チリのテレビに容疑者の顔・名前がちゃんと出ています。チリの検察が2.3時間彼を取り調べれ、その内容をフランスに送ればどうかな?