(経済)

1) チリ経済の考察
IMF総裁のラガルデがチリを訪問し、現在のチリ経済は世界中でうらやましがられる状況にあるとコメント。チリは、例えお世辞にしてもIMFの評価を得ました。彼女はチリの改善点としては教育問題が挙げられるとしていますが、そのほかにチリは世界と結ばれているから、他国の動きに連動し、将来悪い方向に向かう可能性があるのは否定できないとしています。ただし彼女は中国はそれほど落ちないだろうとの見解を示しました。                    今週、ビーニャで開催されたアメリカ・カリブ経済省会議では中国よりアメリカのほうが懸念されるとされました。
2) 銅価の動き
過去60年ほどの銅価格の動きを見ると1964年から1974年の10年間の銅平均価格は3.3ドルになっています。その後、急に価格が下落し1982−84年代、2000−2002年代はほとんど1ドル近くまで落ちました。それが2005年から2012年の平均価格は3.4ドルに急上昇しています。不思議なことにこの二つの好調な時期の銅価格はほとんど同じですね。
チリ政府はこの良い状況は将来も、少なくとも10年ほど、継続するだろうとの明るい見通しを立てています。
じゃ、IMFトップの見通しは当たるのかな?
3) 太陽発電
イキケにラテンアメリカ最大の太陽を利用したソーラー発電所が開設されます。目標は30MW発電。このために先ず5888個のパネルを2ヘクタールに設置。最終的には50ヘクタールまで拡張とか。経費の予想は合計で6500万ドルです。