(経済)

1) 銅の価格
今週は1ポンド当たり3.4ドルで終えました。
以前のチリの風に書きましたが、金属の価格は需要・供給とは関係のないところで決定されています。金の場合ですが、価格は8月に1900ドルに近づき、このままでは2000ドルは間近といわれましたが、9月に1600ドルに下落、11月に1800ドルに上昇し、再度登り調子かと思わせたが、12月に入って再度1600ドルに落下しました。
素人の投資家なら8月ごろにまだまだ上がると高値で買わされ、損をさせられた後、また11月に再度期待を持って金をつぎ込んだら再度裏切られたということでしょうね。この年の暮れを穏やかには迎えられないでしょうね。
銅の値段はその点、まだリーゾナブルです。しかし銅の価格がそこそこなのにチリのペソはドルに対し弱く520ペソです。何でかな?

2) コデルコ対アングロアメリカンの戦い
もちろん継続中です。チリのケースでは、アングロが先に自社株の一部を三菱に売却しましたが、それ以外の持分を他社に販売をしないようにとする措置がとられました。このまま動きがなくアングロが勝ちきるのか、コデルコが巻き返すのか、勝負が続きます。