(経済)

1) 銅価格
来年のことですが、コデルコ銅公社は中国と2014年プレミアム契約を締結。価格は9年ぶりの高水準とかで現行価格に40ドルも上乗せし1トン当たり138ドル。コデルコにすれば笑いが止まりませんが、中国としてはこれで安定供給が確保されたとしています。じゃ中国は来年も自国の経済破たんはなく順調に推移すると踏んでいるわけですね。
これで2014年の銅価格はポンドあたり3ドルを割る最悪のケースはないとみられています。チリにとって最高の知らせ。
しかしチリ通貨ペソはこのところ対ドルで落ち続け520ペソまで来ました。なんでチリ通貨がアメリカドルに対して落ちるのかな?
アメリカは経済が順調に回復し、ニューヨークの株式市場も絶好調ですよと言われそうですが、そうですか?株が上がるのは金利が低すぎるからではないですか。
私の見方ですがアメリカの貧富の差は増加する一方です。貧困層、つまりフードスタンプで生活する層はリーマンショック以前は3千万人だったのが今では5千万人とか。50万人と桁が違いますよ。これは日本の新聞には出ませんね。
その額が先の経済の壁問題で7%の予算カット。これで彼らのお腹はもっと空くのかな?
QE3とか言ってドルを刷っても富裕層だけに影響。つまり格差は開く一方。先の国民総保険オバマケアーは大失敗だったようですが、本人は問題点は修正するから大丈夫と知らん顔。政治の行き詰まりは明白で再度、政府機関閉鎖問題が起こるはずです。