(経済)

1) IPC
7月の物価上昇率は0.6%と上昇。しかし過去12ヶ月の合計は1.2%にしかならないので、政府はほとんど問題視していません。8月、9月も0.5%ほどの上昇となる見込み。経済全般にチリは順調で、それが為替にも影響しドルが今週は1ドル515ペソになりました。しかし判らないのは日本の円ですね。何であんなに強いのかな?私はもう直ぐ訪日しますが、ペソで強い円を買うわけですが、1ドル100円の計算をしていたので、もらえる円の少なさに唖然としてしまいます。厳しい。

2) 株式市場
もうどこまで行くのか分かりませんが、チリの株式市場は一本調子で上昇を続けています。今週も新記録を更新です。4462ポイントまできました。チリ市場に投資をしている人は笑いが止りませんね。

3) 銅の価格
世界の電気施設の拡大、中国の水産業の拡大で、2013年まで銅の需要は拡大を続ける見込みです。それに伴い銅の価格も高値安定が見込まれています。    さてコデルコ銅公社の輸出は50%が中国に出されています。中国では人口一人当たり5.5キロの消費ですが、これはアメリカの一人当たり20キロよりはるかに低い。つまり中国の国力増大によって銅の消費はさらに拡大しそうです。今週は1ポンド3.4ドルでしめています。

4) ガソリンスタンド
チリからエッソが先年撤退しましたが、現在シェルが撤退準備中とか。外資にとってチリは魅力のない市場なのでしょうか?現在、圧倒的にチリ資本のコペックが高いシェアーを誇っていますが、独占禁止の観点からコペックがシェルのスタンドを買収することはなさそうです。