(一般)

1) しかし今週もチリの各地で寒さに震え上がったニュースが続出しました。9州のテムコでも30年ぶりの大雪とか、全国平均では40年ぶりの寒さとか。
サンティアゴの冬は普通50%の湿気ですが、最近はわずか15%しかありません。何でもラ・二―ニャ現象と呼ばれるらしい。いつまでこの寒さが続くのでしょうか?
とにかく前年対比で電気の一日あたりの最高消費量は10%、灯油の消費量は30%アップ、ガスも18%アップと軒並みに消費の伸びは目覚しいです。寒さをしのぐためですよね。
ところで野菜の値段が急激に上がりました。とにかく霜や雪で畑の栽培物が全滅しているところも出ていますから。8月の物価上昇率が心配ですね。

2) チリのカップルがアルゼンチンのメンドーサで挙式
そんなの何が珍しいのと思われるかもしれませんが、それはチリ人の同性の最初の結婚式でした。チリでは同性の結婚は法律で認められていませんが、アルゼンチンは最近同性(男性の間、もしくは女性同士)の結婚が正式に認められたわけです。

3) 同じくアルゼンチンですが、2007年にチリで銀行を襲撃し、その後の逃亡時に警察官を射殺した左翼過激派の人間がアルゼンチンに逃亡していました。その男が先日ブエノスアイレス市内で逮捕され、今週チリの護送されてきました。もちろんチリ入国時にも裁判所でも、どうどうと「社会に不正がある限り私たちの戦いは終わらない」と大声で叫んでいました。

4) 停電のニュース
今週の月曜日、サンティアゴで大停電。一部の路線で地下鉄が不通になり。その乗客がバスに殺到。もうかなりの地区で大混乱でした。原因の追究が行われていますが、まだはっきりした原因は出ていません。

5) 鯨のニュース
南アの沿岸で鯨がヨットを襲撃の写真がチリの新聞の1面に載りました。翌日の時事漫画でそれが取り上げられ、そのヨットを日本の船と間違ったのだろうと解説されていました。不愉快やな、そんな漫画は。

6) スキー場は満員のお客さん
最初の月は前年の15%アップでスタートしました。外人観光客も好調のようです。昨年の数字では7月に25000人が記録され40%がブラジル人。続いてアルゼンチン、そしてアメリカ人とか。今年はもっと来ているわけですね。

7) 歌手のアルコールテスト
人気歌手のレイが3月に自動車事故を起こしました。当然アルコールテストをしなければなりません。警察に連れて行かれた病院の職員が彼のファンで、彼女は自分の血液を彼のものとして提出。もちろんアルコールは検出されませんでした。それが時間がたってから発覚し、彼女は免責処分になりそうです。歌手は私の弁護士に聞いてくださいと知らない顔をしています。しかしファンって何でもしてしまうものですね。くだらないかなこのニュース。