チリの風  その785 2018年5月28日―6月3日

天気予報が当たって火曜日サンティアゴは雨になりました。もっとも小雨で大きな被害は無し。しかし最大時速50キロと言う強風が襲い、街路樹を倒しました。それで電線が切れ、各地区で停電。昨年の大雪の停電を思い出させました。その後、気温が下がり今週の最低温度は零下4度になりました。低温から大気汚染がひどくなり週末に準非常事態宣言がでました。
土曜日はサッカー教室。前回よりかなり少ない20名の参加者。そのため練習試合は全員で実施。小1の子供が「今日は試合が出きるのか、嬉しい」私は子供にイヤミをしているわけではないのですが。
日曜日はマラソン練習。5名で楽しく走りました。
先週始まった国立美術館の浮世絵展覧会に行ってみました。昨年、日本とチリの修好120年記念でしたが、その最初の頃のチリの外交官の奥さんが日本の浮世絵に興味を示し、それを自費で買ってコレクションしたとか。素晴らしい女性ですね。オランダのゴッホも浮世絵をまねた作品を作ったと展覧会の説明で言ってほしかったです。
途中、3人のチリ人から質問されました。文化一般についてですが、ちゃんと回答しました。日本ファンのチリ人が増えるのは嬉しいです。仲間の峰村さんは折り紙教室をしています。サンティアゴ各地だけでなく地方まで足を延ばし、折り紙の作り方だけでなく日本文化を伝えています。こんな地道な彼の努力が日本の魅力をチリに伝えているわけです。まだまだ頑張ってほしいもの。