(経済)

1) IMFがチリの2016年の経済成長率の予想を低めに訂正。2.1%とされた数字を今回1.5%に引き下げました。1.5%は2015年のチリの経済成長率と同じ数字です。さらにIMFは2017年の予想数字も下げました。もっともチリ側はそれに驚かず、自分たちは自分たちの予想数字を継続するとしています。
銅の価格はポンド当たり2.2?とほんの少し上がりました。為替は1?666ペソとペソが強くなっています。
2) 銅の鉱山が従業員の首切りを進めていますが、サーモン業界でも海藻問題からサーモンが大量に死亡したことから、生産関連の女性を含め5千名ほど馘首されるとか。
3) マンションの販売
昨年、マンションの販売が記録的に伸びました。これは今年から税金が上がることを受けて、安いうちに購買しようと市民が無理をしたわけです。このため、今年はその逆に厳しく落ち込んでいます。3月までの数字で昨年対比、なんと46%ダウンとか。今年の不動産販売88%はマンション、12%が一軒家とか。2000年ではマンションが51%、家が49%でしたから傾向は大きく変わっていますね。
ところが、昨年の販売のうち4分の1が実施されていないと言うニュースが出ました。その理由は、それまでは頭金を10%準備すればよかったのに、銀行が最近ドアを閉めて頭金は20%になりました。そのため契約はしたものの頭金の用意が整わず、契約が実施できなくなっていわれます。     そんなの初めから決まっていると思いますが、契約時には手付金を納めているはずだし、契約実行までの期間はそう長くはないでしょうから、手付金を取られて泣いている家族が、出ているのでしょうね。これから家屋の販売はますます難しくなりそうですね。