(経済)

1) 銅価格が一時ポンドあたり2ドルを割りそうになる所まで下がりました。専門家のコメントでは銅の最大消費国中国の不振から銅価格は低迷となっていました。ところが幸いなことに最後は少し取り戻し2.1ドルまであがりました。中国が立ち直ってきたのかな?
欧州の専門家が世界の鉱山会社はチリに習うことが多くあるとコメント。しかしそれに続いて、逆にチリも他国の産業を見るべしとしました。例えば人件費です。チリの鉱山の雇用者の数は他国の同じ規模のマインよりはるかに多く、一人当たりの賃金もはるかに高いとしています。
先日、チリの風でチリの銅コストは世界平均より下だったのにここにきて逆転したと書きましたが、世界のベースアップのペースを越えてチリのそれは急上昇したことが分かります。
為替も同じ動きで一時1ドル715ペソまで落ちましたが、最後は711ペソで今週を終えました。                        

2) 公務員の来年度の給料アップ
政府は最初3.2%と発表した数字を4.1%まで上げる昇給を認  
めましたが、労働組合は5%を要求して48時間のストを実施。さて共産党の党首が市民が政府批判の行動を起こすなら、我が党は一般人民の側に立つと発表。これがあかんねん。