１） テレトン
この第１回目の時から私は見ています。つまり私がチリに入国した年にこのイベントが始まったわけです。
昔は子供の手を引いてチリ銀行に行ったものですが、最近はすっかり熱が冷めました。これってサッカーの熱狂ぶりが消えていったのと似てますね。
今年のテレトンもストーリーは毎年同じで、「終了時間が近いのに、目標値まで届きません。市民の皆さん、ぜひ、もう一度でも銀行に出向き募金をお願いします」と繰り返しますが、番組の終了間際に企業からの莫大な額の献金が発表され最後に目標達成しました。企業からの献金は早くから分かっているのにそれをずっと隠すわけです。
今年も目標を超えて306 億ペソ以上の献金が集まりました。60 億円以上ですね。
２） 犯罪
なんでもチリは39億ドルを犯罪防止に使っているとか。GDP
の2.42％にあたるらしい。金はかけているがあまり成果が上がっていないと言うことなのでしょうか。10年前の2005年には2.06％だったから、額が大きくなっただけでなくＧＤＰに占める割合も大きくなっています。
３） 少子化
世界的な傾向ですが、チリでも少子化が進み、1990年には一人っ子家族は46％だったのですが、2011年には58％と急上昇。教育に掛かる費用が高いと言うのが複数の子供を持ちたくないと考える一因とか。
４） 山火事
毎年、夏になるとチリ各地で火災が発生し、消防隊の活躍にもかかわらず広範囲の森林が消滅しますが、少しはそれを解消しようと森林局は軽飛行機を2機購入し、消火活動に専念させます。どうなるかな？
５） 地下鉄
6号線の工事が進んでいます。線路の部分は貫通しました。セリジョスとプロビデンシアは今バスを乗り継ぐと1時間以上かかりますが、この線が完成するとそれが20分に短縮されます。操業開始までは後2年近くかかりますが。
６） アレルギー
家の中でも外でも突然、鼻がムズムズしたり鼻水が出たりします。風邪をひいたわけではありません。アレルギーです。報道されたのは、この症状は1月の始めまで継続するが、一番ひどいのは今週とか。頼むは早く終わって。
