(スポーツ)

1) サッカー協会
チリ代表がウルグアイで試合をしているとき、チリの理事は多くがそれを観戦していました。ところが会長のハデゥエはこっそりチリから出国手続きしアメリカに飛びました。
少し前にアメリカップでチリが優勝した時、彼は一躍チリのトップクラスの知名人になりました。まだ30代の若さです。その彼がこっそり出国です。家族とともにバケーションを楽しみますと嘘をついて。なんでもアメリカのFBIに出頭して疑惑問題を告白し、罪を軽くしてもらいたいと言うことらしい。バージン諸島に多額の資産を隠していたとか言われますが、FIFAの幹部が根こそぎ、逮捕されたように南米の協会幹部もほとんどが賄賂で汚れているのでしょうね。悲しい実態。チリの場合は会長だけが汚れているのではなく3大チーム(コロコロ、チリ大学、カトリカ)代表などとほとんどのチーム代表が庇い合っているとか。
そのハドゥエと同じ苗字の人間は人民薬局を開いたレコレタ区の区長をしています。二人は親せきでパレスチナ系の人間です。
つまり現在の理事は全員交替させ新しい人間が協会を運営すべきとの意見もあります。いったい次期の会長選挙はどうなるのかな?  
欧州のサッカーの試合はその日のテレビのニュースに出るのにチリの試合は月曜日まで報道されません。これはサッカー放映局との契約で一般テレビでは見られないようチリ協会が抑えているからです。
こうした事態が正常化するまで、当分私はサッカー場に行きません。

ロシア大会の南米予選でチリは0対3でウルグアイに惨敗。監督のサンパオリはチリ代表を辞めてアルゼンチンの監督になるかもと言うニュースが出るほど。そんな短い時間でチリ代表のレベルがそれほど下がるのは、単にやる気の問題でしょうね。もっと給料を払えば良いプレーをすると言うのかな。
2) 国内リーグ戦は首位のコロコロが惨めな敗戦。翌日2位のカトリカは宿敵チリ大学と対戦し、その試合に勝てば首位に立てたのですが、まさかの引き分け。首位との勝ち点の差はわずか1点です。残り2試合でリーグ戦は終わりますが、まだ優勝チームは決定しませんね。


以上