(経済)

1) 経済成長率の予想
3人の元中銀総裁が2016年のチリの経済成長率は2%以下になるだろうと弱気の推定を発表しました。
9月の物価上昇率は0.5%でした。過去12か月では4.6%。予想された範囲になっています。
2) 銅の価格がやや上昇
9月21日以来と言うポンド2.4ドルを記録。今週は4.7%と大きく伸びました。中国経済が不調なので銅の価格はまだ下がると言う読みは外れています。
これで為替でも1ドル680ペソを割り、670ペソに向かっています。ドルの強まりが外国通貨で負債を抱える企業に与える影響は大きいとし、影響が心配される国としてハンガリー、メキシコそしてチリが挙げられています。
つまり米国が好調で、それ以外の国の通貨はどんどん下がっていくと言う専門家の読みは今のところ当たっていません。
為替に関連してガソリン価格が7週間連続で下がっています。

3) 車の売れ行き
9月の販売台数は28669台でした。1−9月の合計は20万5783台で前年対比18.9%マイナスと大きく下がっています。2013、2014、2015年と毎年販売台数は縮小しています。
自動車とは全然違いますが、ラテンアメリカ諸国の中の都市で自転車専用道路の長さを比較した結果が発表されました。 1位はボコタで392キロ。2位はサン・パウロで270キロ。3位にサンティアゴが入り236キロ。さぁ将来はどうなるかな?サンティアゴに公共自転車が導入されて2年になりますが利用者は25000人。公共自転車は120万回使われた由。
最下位はラ・パスで50キロ。しかしあの高所の街で自転車で走るのは体力だけでなく気力もいりますね。厳しいです。