(経済)

1) 2015年経済成長の予想
毎月のように予想数字が小さくなっていましたが、やっと先月に出された国内総生産の今年の見通しは2.7%になり、22か月ぶりにそれまでの数字より大きくなりました。昔は予想数字が5%、4%、3%だったわけですからね。
この1月の輸入は49億ドルで前年対比19%の減少とか。5年ぶりの低い数字。輸出は逆に14%の増加で61億ドル。貿易黒字はうれしいですが、消費者の購買意欲と業者の投資が減少しているのでしょうか
2) 強いドルという現状が続いています。この半年で対ドルで切り下がったのはブラジルのレアルが22%、スエーデンのクロナが20%、豪州ドルが18%、日本円は15%、チリペソは12%になっています。                 チリペソが弱くなった理由は銅の価格の減少から来ていますが、今週の銅価格は順調に上がり、したがってペソも今までの強さを取り戻してきています。ポンドあたり2.6ドルと最近で一番高い数値。ペソは対ドル618ペソで、先週より8ペソ下がってきました。正常化が進んでいます。
3) 新車の販売
1月の新車の販売は前年対比31%減少と2009年以来なかったひどいものとなった。3万4千台が2万4千台に減少している。トラックやバスも20%ほど減少。しかし中古車の販売は大幅に増加し人々が車を探している状態は変化なしとか。