(経済)

1) チリ経済一般
2014年の機械・車の輸入は前年対比20%の減少でした。やっぱり経済の停滞は明らかですね。
今年に入って銅の価格がポンドあたり2.8ドルと下位低迷、為替で1ドル615ペソと調子は出ません。しかし原油問題は不思議ですね、その低価格が。世界を一握りの人間(グループ)が動かしているのを感じます。
チリのガソリン価格は今週も来週も下がります。
関係ないですが、全世界の高級車の販売は2014年に最高の数字になりました。ポルシェとかベンツとかですが、一部の世界はまだ落ち込んでいないわけですね。
チリの株式市場はぱっとしませんが、日本は昨年末に、専門家の人が「年明ければ平均株価は2万円を超えます。来年中に2万5千円まで行くでしょう」とコメントしていました。実際はその逆に1万7千円くらいをうろうろしています。なんでも昨年の買い越し額が最大だったのは年金資金の2兆円。外人投資家は前年より95%ダウンの1兆円。つまり外人投資家は日本の株式相場から手を引いたのですね。年金運営資金会社が全力で国内株式に投資するのは日銀・アベノミクス支援のためでしょうが、大丈夫かな? 
チリの年金運営の方式は危険が大きいが見返りも大きいAグループから危険は少ないが見返りも低いEグループまで5種類に分かれますが、昨年実績で一番利益が出たのは8%、一番低かったのは6%とすべてのランクがプラスになっています。日本の年金運営もこんな素晴らしい数字かな?
2) 港湾スト
サン・アントニオ港で従業員のストが約1週間続きました。先年、港湾ストが連続して果物の輸出が止まり大混乱になりましたが、今年も年明け早々からこの騒ぎ。労働法の改正があればどうなるのかな?