(一般)
1) 公共運輸の値段
サンティアゴに続いてブラジルのサン・パウロも運賃が上がりました。数年前に行ったとき、2倍くらいの値段だったのですが、今回の新料金を比べてみると、バスと地下鉄を乗り継いだ場合、向こうは2.2ドル、こっちは1.2ドル。やっぱりほとんど2倍ですね。向こうの人はそんな高い料金を払わされて黙っているわけはなくこの日曜日、大規模デモがありました。チリでは値上げ反対デモは全くありません。
2) マプチェ問題
毎週同じことが続きますが、第9州テムコの近くの農場で家が焼き討ちされ全焼。パンフレットが置かれてあって、現在刑務所に収容されているマプチェの活動家を釈放するよう要求しています。また第⒕州で農場に立てこもったマプチェを警察が排除しようとしたとき、両者が衝突しかなりの逮捕者を出しました。その中には警察官に銃撃した犯人もいます。彼等は警官を怖がっていないし、不法侵入については、自分たちの領土にチリ人が不法侵入していると思っていますから、怖いものなしですね。農業組合の人が、マプチェから脅迫を受けるが彼らが怖いから警察に届けられないと言っています。
3) 世紀の泥棒
先日、サンティアゴ空港で現金輸送車が襲われ60億ペソが奪われた事件がありましたが、犯人がボロボロ逮捕され始めました。犯人の多くは最下層クラスの人間でしたが、突然、高級乗用車の新車を買ったりするとどうしても怪しまれますね。それをまたフェースブックで宣伝するとか。
下っ端の人間は捕まってもまだ犯人グループの首領は外国に逃げているようです。