(経済)

1) チリ経済の見通し
IMFの見通しではチリ経済は2013年より2014年のほうが厳しいとなっています。国内消費はやや下がり、投資が大きく下がり、増えるのはインフレと失業者とか。いやはや。
一番心配なのは鉱山関係ですね。2004年にはチリはこの分野で世界2位の投資適応国でしたが、2013年には11位に下落。これは環境汚染やエネルギー関係の問題、また労働者の賃金が高くなったことが影響しているのでしょうね。
ニューヨークのエンパイヤーステートビル以来、各国で超高層ビルが完成するとその国に経済危機が来るというジンクスがありますが、サンティアゴも南米1高いビルがほとんど完成で、この悪い例の中に入りそうです。
にもかかわらず、この週末に首都圏を出て近郊の保養地に向かった車の数が10万台を越えるとか。これは来週火曜日が休みのため、月曜日を臨時休みにして4連休にするところが多かったからです。このため近郊の第5州のホテルは空室が少ないらしい。2014年には建設が続いていた首都圏のホテルはその室数を15%も増加するらしい。
それに今年の新車の販売数は絶好調。まだまだチリが不景気に泣いている様子はありません。