チリの風 その477 2012年6月18日―24日

ユン・チアン著のワイルドスワンを読み終えました。最初から読み続けるのが苦しいほどでした。毛沢東文化大革命の頃の彼女とその一家の過酷な生活が書かれています。それに比較すると、同時期、私は日本で「平穏な」学園闘争をおくっていました。幸運でした。
先週の私の事故で世界各地の方から励ましを戴きました。わざわざ訪問していただいた峰村夫妻と森さんに改めて感謝します。その峰村夫妻はとうとうチリの永住ヴィザを受領しました。おめでとう!
今週、チリ大付属病院の医師の診察を受け、その指示で各種の検査を始めました。再び、山歩きとか、サンティアゴの街路を走りたいです。
日曜日のマラソン練習に田中・土屋さん親娘、それに伊藤さんと5名が参加。私は大人しく見送りました。残念ながら土曜日のサッカー教室もできませんでした。それでも腕立て伏せ・腹筋は続けていたのですが、田中さんの考えでは今のところ中止したほうが良さそうとか。
先日、逝去された前田さんを悼むチリ囲碁協会の追悼式があり、参加しました。故人を偲ぶ言葉のほかに歌・楽器演奏などもあり素晴らしいものでした。人生は簡単なものではないですね。各自の実力・努力と運の結晶です。私も前田さんにならってがんばりたいです。