チリの風   その447  11年11月7日―13日

先週、TPPについてコメントしましたが、読者から反応がありました。メールを送ってくれた人たちは(恐らく)中高年層の人でしょうね。若い日本人はあまり政治に興味がないようですから。今まで農協の票を確保するため各国との自由貿易協定に消極的だったのは自民党の政策。今、TPPに積極的なのは民主党アメリカ追随派の動き。どっちにしても日本の将来はかなり厳しいと言うのが結論のようです。ギリシアやイタリアが危ないと良く報道されますが、アメリカだって日本だってかなり危ないのでは。
火曜日、日本からチリに野生ペンギン見学のためのツァーが来ました。縁あって彼らを招待してコーヒーを飲みながら話し込みましたが、ペンギンのためにチリに来るというその情熱が素晴らしいですね。私も似たような趣味・情熱を持っていますが、人生を楽しむのは自分を動かす何かを持つことでしょう。若い彼らの幸運を祈ります。
今週はワールドカップの予選があるのでサッカーの国内リ−グ戦はお休み。その替わりに水曜日にチリ・カップ戦の決勝戦がありました。カトリカ対マガジャネスでした。私はカトリカ応援のためサン・カルロスのサッカー場へ。ところがしょうもない試合でカトリカファンが味方にブーイングをする始末。
金曜日は3回目になる峰村夫妻さんとの山歩き。展望台まで歩いて大自然を満喫しました。
土曜日はサッカー教室。素晴らしい天気の下、大人子ども合わせて約20人で楽しくプレー。最後のゲームでのMVPは守備の要となった榊原さんでした。
日曜日はマラソン練習。先週からアキレス腱の調子が悪いので、どうしようかと思いましたが、思い切って走りました。大丈夫かな?その日、アンデス会の会合があったので、他の選手より短い10キロ走にして何とか乗り切りました。いつまで無事が続くかな?
今週、日本語弁論大会がありました。私は出席できませんでしたが、チリ人が日本語で、日本とチリの弁護士の違いとか、東北大地震についてなど立派な弁論を行なったとか。素晴らしいですね。