１） ピニェラの内遊
南部訪問中のピニェラは10州のプエルト・モンとチロエ島の間の橋をかける案を検討すると発表。この橋はラゴス元大統領が架橋を約束したのに、次のバチェレット元大統領がコストが高くペイしないと拒否し問題になりました、それが３人目のピニェラがまた架橋を検討とか。政治の世界は不可解ですね。人気取りと実際の経済価値を天秤にかけるのでしょうね。
２） 第８州の知事が先週、辞任しましたが（辞任したのか解雇されたのか知りませんが）彼女に続いて12州の知事とか他の知事の入れ替えもありそうです。12州の場合は先の天然ガス問題で州をあげての騒ぎになったのを咎められたもの。 ところで8州の後任知事問題が再度政府の頭痛の種になりそうです。与党を形成するUDIとRN党は友党と言うより犬猿の仲です。これまで党として規模の大きいUDIがRNを抑えてきたのが、今回の8州知事更迭でRNが一矢を報い、これからはUDIの言いなりにはならないと胸を張っているわけですね。両党は８州や他の州の次の知事を自分のところから出すよう工作し、政府に圧力をかけています。どうなるかな？
