(経済)

1) ランとタムの合併
チリとブラジルを代表する2大航空会社が合併する見込み。名前はラタムとか。当面は現在の会社名のまま飛行機を飛ばすらしい。これでランチリはブラジルのすべてのルートに全く法的に問題なく進出できます。会社の規模はタムのほうが大きいのですが、効率の良さはランのほうが勝っているようで、これで新会社はラテンアメリカで最大の航空会社になります。何と同地区のシェアーは40%とか!
また両社の売上合計は年間売上高は90億ドルで世界のトップ10に入るとか。            ピニェラは既に持ち株を既に手放しているので、ピニェラなしでもクエト家族はランチリを上手く経営していますね。ランチリ株は上昇しっぱなしです。土曜日、ボリビアからチリの戻る便もほとんど満席でしたからね。機内サービスは最悪ですが・・・。

2) 株式市場
毎週、新記録を出していたサンティアゴの株式市場ですが、今週はそれが一休み。先週と同じ数字で終わりました。

3) ドルとペソの為替
ペソが変わらずドルに対して切りあがっています。1ドル550ペソだったのが、1ドル500ペソに近づいています。

4) テレビ局の13チャンネル新社長に前交通通信大臣だったコルタサが任命されました。一部から通信関係の大臣をしていた人間がテレビ局のトップに着くのはモラルの面から容認しがたいとする声もありますが、バチェレット政権のときの大臣ですから役得とは思えず、彼の手腕を見て見ましょう。

5) 厚生年金の取り扱い会社の保持する金額の総額が1250億ドルになりました。世界経済危機で落ち込んだ投資額を着実にとりもどした証拠ですね。過去最高の数字です。