(一般)

1) 教師のストが終わり、来週月曜日から授業が始まりそうです。支払いの遅れていたボーナスですが、来月に遅れていた分が支払われ、それ以降の09年、10年のボーナスも資金が確保されたらしい。これは教師側の勝利といわれるが、遅れたボーナスを彼らが要求するのは当然のことで、政府(市町村役場)のエラーがただされただけでしょう。しかし子供が勉強できなかった分をどう穴埋めするのかな?
2) 新型インフルエンザがチリで猛威をふるい患者の数が900名を越えました。世界的に多い数字らしい。死亡者も2名になっています。患者が南のプエルト・モンに集中しているのが不思議です。ただしサンティアゴの日常生活でこの新型風邪の影響はほとんどありません。
3) ピノチェットの軍事革命が起こった1973年はチリ社会にとって大地震だったことは周知の事実ですが、その頃、軍内部の権力争いからアジェンデに近いと見られたプラット大将が殺害されています。もちろんピノチェット政権中はプラットは反政府のシンボルで全く無視されていましたが(もしくは否定の対象)この度、陸軍が方針を変更し、彼の像を建てて復権を認めました。バチェレットもこの儀式に出席し、陸軍長官と仲の良いところを見せました。時代は変わるわけですね。つまり自分の命を懸けて抵抗しても、この例のように何十年か立てもどっちでも良かったということになるわけで、右でも左でも愛国主義とかxx主義のスローガンに踊らされるのは疑問ですね。
4) スキーシーズンが近づいていますが、サンティアゴ近郊のファレジョーネス・スキー場に行く道は、補修工事が100%終わり道路は全部舗装されました。以前は散見された穴ぼこはなくなったとバルネチェア区長が発表しました。スキーファンの人にはうれしいニュースですね。
ただ問題は雪が無く、日曜日、スキー場を訪れたファンはほんの少ししかない雪にがっかり。天気予報では7月まで待つ必要があるとか??