(一般)

1) 今週のチリの話題はビ−ニャの音楽祭です。これはチリ人にとっては宗教的なほどの、いやそれ以上の国民的な行事ですね。約1週間続きますが、夜のニュースの後10時から始まって夜中の3時ごろまで続きます。そのころは会場はかなり寒いのに熱心にファンは声援を送っています。テレビでそれを見る人の数も驚異的です。もちろん私はそんな彼らにはついていけず、最初のショーを少しだけ見ていました。久しぶりにサンタナを見ました。昔札幌で彼のショーを見たことがありますが、中高年になってもまだ楽しそうにギターを弾いていました。
2) この経済危機で観光業界は厳しい落ち込みを予想していましたが、アルゼンチン人観光客の伸びと、従来海外に出ていたチリ人観光客が国内に行き先を切り替えたため、欧米からの観光客が大幅に落ち込んだのに、総合ではプラスとなり、夏の観光シーズンを何とかしのぐことができたようです。
3) チャイテン火山の噴火は続き、地区住民の移転が望まれていますが、一部の住民はその政府勧告を拒否して同地に居住を継続しています。大統領候補の二人ピニェネとナバロは現地を訪問、住民と面談しています。もちろん政府側はこの行動を反政府、非常識として批判しています。政府は同地の復旧は不可能として、そこから12キロ離れた場所に新しい町の建設を発表しました。
4) とうとう長い夏のバケーションも終わり、会社員は職場に、そして学生は学校に戻るときが来ました。と言う事は最近車が少なくてスイスイ進んでいたセントロの交通が、今まで通りの渋滞になるわけです。もう今週から始まった学校もあって、とたんに渋滞が始まりました。いやはや。