1) しかしこの4連休。チリ中が遊びまわったようですね。飲みすぎ、食べ過ぎで来週の月曜日、大丈夫かな?交通事故は日曜日の夕方までの段階では例年より自己も死傷者も少ないようです、良かった良かった。
屋台の主人も今年は売れ行き順調でと嬉しさを隠せません。
2) 19日の軍隊パレードでマプチェ族が先住民族を代表してパレードに参加しました。民族衣装の彼らが自分たちの音楽を演奏して大観衆の前で踊っていました。
3) さてそのお祭りに浮かれるチリについて外国人がコメントしています
- みんな一生懸命働くのだけど、文化やスポーツへの理解が少ない
- 働きすぎね、他のラテンアメリカの国と違うのは組織がしっかりしていることと長時間労働に耐えられるということ
- 言われているほどマッチョの国ではないわ。女性の進出も素晴らしい。でもダンスとか歌とか全般的に下手ね
- 国の成長、安全、安定について他のラテン諸国の追随を許さないほど素晴らしいものがある。インフラも高速道路や地下鉄など高いレベルのものをもつ
- 安定志向が高く、冒険心に乏しい
- 国民が安心して暮らせるのはラテンアメリカではチリがトップ
ずいぶん各種のコメントが混ざっていますが、これらが外国人がチリを見る眼です。どうですか、あなたはどんな見解をチリ国(人)について持っていますか?
4) 今週のチリの風の巻頭で世界遺産について書きましたが、チリでは次の5箇所がその遺産に登録されています。
- バルパライソの旧市街 (サンティアゴから1時間半)
- セウェル鉱山都市 (サンティアゴから約2時間。ランカグアから内陸へエル・テニエンテ鉱山の近く)
- ハンバーストン硝石工場(イキケから内陸へ約1時間半)
- チロエ島のイエズス会教会(プエルト・モンから約3時間)
- ラパ・ヌイ (南太平洋の島)
私は幸いにも全てを訪問する機会を得ましたが、チリ在住のみなさんはどうですか?幾つご存知ですか?
5)ダーウィン
2009年は彼の生誕200周年、また種の起源が書かれて150年に当たり、世界各地で、もちろんチリでも催し物が予定されています。彼はアインシュタインやニュートンより高い評価を受けるべきとする識者の声もあります。
ビーグル号に乗った彼は欧州からブラジルに入り、その後、ウルグアイ、フォークランド島を経由しチリ入りしています。ダーウィンがチリで行った主な研究地は第12州、10州、5州ですが、残念ながら私にとっては彼の第12州の研究地はまだ未訪問。いずれそのうち。イキケからペルーのリマを目指して船出し、さらにあの有名なエクアドルのガラパゴス諸島に渡っています。