(一般)

1) サンティアゴ首都圏の家屋の販売は昨年はまだ順調でしたが、07年の統計で内訳はアパートが67%、一軒家が33%と発表されました。年々アパートの比率が伸びていますが、これは地価が上がって一軒家建設のコストが高すぎるからと説明されています。
無理して買った家屋の支払いが滞ってしまう問題がアメリカのように起きなければいいのですが。
ただ2008年はその速度(建築・販売)が大幅に落ちるだろうと予想されています。

2) ナショナル・ジオグラフィーの雑誌で世界でリラックスできる場所のベスト50が発表されましたが、ポリネシアのマネア、タイのリャバデーなどに並んでチリから2箇所が選出されました。11州のプジュアピと10州のプジェウエです。しかしプジュアピのロッジに行くにはコジャイケから210キロを船で行く必要があります。確かに自然の中でしょうね。そのホテルの費用は3日で1120ドルとか。
今回のバケーションで私たちが行ったパンタナ―ルのロッジも近くの町コルンバから230キロでしたが、12時間ほどジープに乗りました。

3) テムコの近くのジャイマ火山がまた華々しく噴火を始めました。しかし地球ってすごいですね。誕生からもう何億年もたってもまだこれだけのエネルギーを内に秘めているのですから。

4) UFOルート
そんなのがあるとは知りませんでした。新聞によると、チリUFO協会は第7州タルカから約30キロ内陸部に入ったリルカイ国立公園(Reserva Nacional  Alto de Lircay)のロス・ビルチェなどを通るルートがそれにあたり、この地区にUFOが頻繁に出没するそうです。観光客を呼ぶための宣伝でしょうね。しかし私もUFOを見たい。

5) 別にチリだけじゃないですが、ゴミを道に捨てる人はどこにでもいます。
観光シーズンなのでそれが海辺にも目立ち、どこそこの浜辺は海水浴に行っているのか塵捨て場に座っているのかわからないとまで言われています。指摘された浜辺の区長がテレビのニュースに出て、連日作業員総出で掃除をしているのですが、何しろ捨てられるゴミの量が多すぎてと弁明。悲しいですね。

6) エネルギー問題と関連していますが、雨不足から水不足になり、チリ中央部の農業、酪農業者が泣いています。自家用水も家畜用の水も足りません。政府は水の供給や家畜用の飼料応援などを始めました。

7) 日本の捕鯨問題がチリのテレビ、新聞で大きく取り上げられています、その中で豪州政府も日本捕鯨に反対しており、欧州の国際裁判所に訴えるとなっています。日本も先手をうって、毎日の捕鯨の数など発表すればいいのではないでしょうか、決められたことを実施しているだけと。

8) 煙草の問題
既にチリの風でもこの問題は何回か取り上げましたが、ラテンアメリカで喫煙率が一番高い国がチリと発表されました。世界保健機構の調査では一番悪いのがチリで36%、2位がキューバで34%、3位がウルグアイの31%でした。ブラジルなんてたった13%ですよ。チリでは年に15000人が煙草の害で死亡しているらしい。肺がんで死んだおっさんの写真やニコチンで真っ黒になった歯の写真を煙草の箱に印刷させても、煙草好きな人は気にせず買うわけですね。