(経済)

1) 公定歩合引き下げ
チリ中銀は公定歩合を引き下げ2・75%にしました。2010年10月以来の低い数字。景気が落ち込んでいると言う証拠です。銅の価格はポンド当たり2.57ドルと落ち込み、為替は1ドル650ペソでした。エスコンディダ鉱山がストに入ると3ドルまで上がると言う専門家の意見は全くの間違いでした。
ホンマ、プロの意見は当たらんな。
2) 所得税
スペインの新聞の記事ですが、OECD加盟の35か国の所得税を比較すると1番高いのがベルギーの54%、一番低いのがチリの7%でした。どういう基準なのか分かりませんが、チリは他国より税金が安いみたい。日本は32%となっています。
もっともその他に消費税があります。チリは19%で、政府に入る税収入の38%を占めます。OECD平均では20%ですから、チリ人は所得税は安いけど消費税を多くとられていると言うわけですね。