(スポーツ)

1) サッカー
国際試合がありました。相手は格下のボリビアでしたが、なんと90分を終わったところで1対2のよもやの劣勢。アルゼンチン人の審判が延長時間にチリにPKを与えててくれたので何とか引き分け。解説の人間が、普通の審判ならあれを反則に取らない。ホームのチリに有利になるよう計らったお土産ときついコメント。
試合の後、サンチェスが「後ろから自分に良いパスが通らない。代表に呼ばれなくなったバルディビイア、フェルナンデスなどがいれば試合が変わるのに」と監督批判。もちろん、「監督批判は意味がない。現在の選手で問題点を解消していくべき」と反論する選手もいてバラバラ。勝てば官軍の例でしょうね。
しかしブラジルに負けた日本はひどかったですね。来年の南米大会に日本が来なくて良かった。来ていれば連戦連敗だったでしょうね。悲しいけど。
国内リーグ戦は1位と2位のチリ大学とコロコロが対戦。4万人の観衆を集めての戦いでコロコロが勝利。首位との差を2点まで縮めました。これでリーグ戦の緊張の度合いが高まりました。   
しかしチリの悲しい現実。サッカー場に行くファンが乱暴狼藉です。ファンが1台のバスを乗っ取って、運転手を脅し、競技場までまっすぐ走らせるとか、目的地に着くとバスを壊し始めるとか、やりたい放題。1路線ではないですよ。5区にわたってその狼藉が行われました。事前にファンの間で打ち合わせていたんでしょうね。たくさんの警官が出ているのだから怪しいバスを止めてファンを全員降ろし調べればよいこと。壊されたバスの修理費はバス会社、政府、最後は値上げとなって市民に来ますからね。
2) 山岳マラソン
金曜日に山歩きのためサン・カルロスに行くとテントが張られ大きなイベントの準備がされていました。展望台に向かって歩き始めると道のあちこちに白いテープが張られています。それがマラソンコースの一番短い5キロコースのルートでした。そして一番長いコースはなんと160キロ。土曜日のレースで優勝した男性は23時間、女性は25時間でゴールとか。しかしよくそんな長い距離を、しかも平坦なところではなく山道を走れるものですね。


以上