(一般)

1) カトリック神父
もうなんかいつも同じことが起こっているようで憂鬱ですが、カトリカのサッカー場の近くの私立学校クンブレで2年前に学童への性的悪戯事件があり、訴えられていた神父に有罪判決がでました。判決前夜にその男はテレビカメラの前でにこにこしながら「私は全くの無実です。明日、神の声を聞きます」と言っていました。来月に発表される彼が刑務所に収容される期間の最終判決まで自宅から外に出られません。最長で10年の刑が考えられるとか。アイルランド人だった彼は政府の特例でチリ国籍を取得していますが、国籍はく奪の可能性もあるとか。いい加減にしてほしい。
2) エボラ病
エボラの疑いのあった患者は無事に退院しました。彼はチリの病院は全くエボラを知らず、エボラ患者の扱い方もわかっていないとコメント。喉が渇いて水がほしいといっても誰も来ないので扉を叩きまくって大騒ぎなんて理解できないといっています。チリだけでなくどの国でもエボラ患者取り扱いに問題があるようですね。
3) アルコール販売
サンティアゴのプロビデンシア区でアルコールの販売時間が短縮されました。バーなどは夜中の2時まで、酒の販売店は夜の11時までの営業になりました。隣接の区は今までと同じ、例えばバーは4時までですから、道一本はさんで人通りが全然違います。プロビデンシア区のバー、ディスコなどは抗議行動をとるようです。私は夜中に外に出ないのでどっちでも同じですが、アルコールを取り扱う店にとっては死活問題とか。
4) 旧ゲリラの事故死 
左翼ゲリラのマヌエル・ロドリゲスに所属していたボコビッチが交通事故で死亡しました。共産党などは死因に疑問があるとして調査するよう検察に申し入れしています。それが新聞で大きく報道されたのは1980年代の後半、その男が現在の大統領バチェレットと恋愛関係にあったからとか。それは個人の問題でしょうが、政権に問題を与えかねないと、どこかの勢力が彼を消したのなら事件ですね。