(スポーツ)

1) サッカー
もちろん話題はワールドカップブラジル大会の南米予選の開始でしょうね。先週お知らせしたように、今までと違ってチリ全般に盛り上がらないのですが、それでも試合当日(金曜日)私はテレビの前に緊張して座りました。試合場がガラガラでした。半分以下の入りと見ました。それはアルゼンチンはチリを馬鹿にしているのでどうせ楽勝だろうから、わざわざ見に行くことも無いとしたわけでしょう。試合の前日、チリのラインアップが分かりました。今までは攻撃は二人、そのトップ下に一人のゲームメーカーを入れる方式でした。それがバルディビアかフェルナンデス。何と今回は二人共、並べて試合に出すとか。私の予想ですが、思いきって得点を狙いに行けば、逆襲されると簡単に得点を取られることから0対3の敗戦を予想しましたが、結果は4対1の惨敗。私の想像どうりですね。来週に予選第2戦の対ペルー戦がサンティアゴでありますが、ペルーは好調ですから私の予想は引き分け。出だしとしては最悪ですね。おまけに主力選手のバルディビアとボセジュールが酒を飲んで合宿に参加していたとか、ハラやメデルが酒を飲んでパブで喧嘩をしたのも新聞にすっぱ抜かれました。これも私の予想していた通りで新監督のボルジは選手を甘やかし、自由放任にするタイプ。厳しいしつけ(?)のビエルサ前監督と大きく異なるやりかた。結果が出ればそれでも良いとチリのサッカー協会は言うのでしょうが、そんなに世の中甘くないですね。更に不思議なのはその話題をボルジ監督は「君たち記者は私たちを妬ましく思っているのか、そういったネタを捜すことに生きがいを感じるのだろうね」と正面から切り捨てました。当の本人バルディビアはそのレストランに行ったのは本当だが、そこで朝食を食べただけ、全くおかしな行動はないと新聞記事を全否定。そこまで派手に切り捨てられれば面子をかけても新聞・テレビは事実を調べる必要がありますが、何と翌日からそれを取り上げません。チリサッカー協会が、私たちの言うとおりしないと皆さんに与えている特別待遇はなくなりますよと脅したのでしょうね。しかしここチリでも他国でも、世界のジャーナリストは情けないなぁ。今週のチリの風は報道の自由とか真実の報道がないことが幾度も出てきましたね。

以上