(経済)

1) 物価上昇率
8月の物価上昇は0.2%でした。これで今年に入って2.5%、12ヶ月の通算では3.2%です。まずまずですね。機械関係(コンピューター、テレビとか)が下がり、アボガド、ガソリンなどが上がりました。
これから食料品の物価上昇が世界的な問題になります。インドは厳しい状況のようですが、チリでは2010年に上昇を示したものの、今年はその指数はほとんど動いていません。まだ大丈夫のようです。

2) 健康保険 
日本と違ってチリは一般の健康保険の運営はほとんど民営の会社です。それが何と、今年の決算見通しが、上半期は前年対比70%と大幅上昇。専門家の見通しでは今年通年では前年の100%アップとか。
しかし私たち一般市民から保険料を取って、適切なサービスを出さず利益を倍増するなんて許せませんね。保険料をすぐに半額にしてもらいたいです。私は毎月高い保険料を自動的に取られていますが、病院に行ってその保健を使用したことが一回もありません。フーム、悔しい。(別に病気になりたいといっているのではありませんよ)

3) 2012年予算の検討が始まりました。
教育、厚生(健康)、社会安全の3方面で大幅増額になりそうですが、全体では大きな変化はなさそう。2009年は世界経済危機の後で予算は景気回復のため18%と大きく増加しましたが、その後、10%、5%と沈静化。チリは冷静ですね。