(スポーツ)

1) サッカー 
今シーズンの全試合が終了しました。決勝戦の第2戦はカトリカとコロコロの間でこの水曜日サンティアゴのサンタ・ラウラ競技場で行われました。試合の前日、同競技場のあるインデペンデンシア区の区長が試合の中止を要求して裁判所に。と言うのはカトリカのホーム・グラウンドはラス・コンデス区にありますが、その区長がコロコロとの試合をそこで行うことを許可しないので実施できません。そこで出来ない試合をなぜ自分の区で実施しなければならないのかと言うのが同区の区長のクレームの根拠です。
最終的には7時開催を6時に繰り上げて試合は開始されました。
開始1分でいきなりカトリカのゴールが決まり、これで今年の優勝はカトリカと私は思いましたが、最後はなんと4対2でコロコロが勝ち、29回目の優勝を決めました。私はあちこちで賭けをしていたので、お金を取られるし、会社に数多くいるコロコロ・ファンから限りない嫌味をされました。来年こそカトリカに優勝してほしいものです。
しかしその夜、コロコロの優勝を祝うファンが街に繰り出し、いつものように警察とぶつかり多数の逮捕者を出しました。いつまで同じ馬鹿騒ぎを繰り返すのかな?ラス・コンデス区長がカトリカの試合相手がロコロコロとチリ大学の場合は同競技場を使用するのを認めないのも無理はない?
さて今年度のチリサッカーのベストプレーヤー賞が発表されました。これはチリ人でチリのサッカーリーグでプレーしている人が対象です。優秀監督賞はカトリカのフィゲロア。MVPはチリ大学のキーパーのピント。優秀選手賞はフォワードがリバロラ、中盤がミロセビッチ、バックはゴンサレスでした。また審判として今シーズンで引退したチャンディアが表彰されました。チリ・サッカー協会はこの日の表彰式に出席したバチェレット大統領に次回のワールドカップの招待券を渡しました。ところでチリの応援に南アに行くチリ人の数は7千人と見られています。そんなに!

2) サーフィンの世界選手権でチリの選手が5位に入賞
今週ハワイで行われた大会でチリのナバロは5位に入賞しました。今年30歳の彼は13歳のときからサーフィンを始めた由。チリのサーフィンの歴史は1980年代から始まり86年に初めてチリの国内大会が開催されています。
中央部のピチレム、北部のアリカ、イキケ、そして太平洋のイースター島がチリサーフィンのメッカになっています。


以上