チリの風  その305 08年12月26日―09年1月1日

あけましておめでとうございます。 暑い!

謹賀新年の後に暑いと続くと、日本でこれを読まれている方のなかにはアホとちゃうかと思われるかもしれませんが、ここチリは真夏で今週サンティアゴは最高34度まで上がり、うだつような暑さです。

さて08年が慌しく過ぎ去っていきましたが、私にとって幾つかの忘れられないこと出来事の中に「日の丸」があります。若いときから左翼だった私は右翼・日の丸のイメージで、今まで日の丸を手にすることはありませんでした。ところが昨年チリで開催された20歳以下の女子サッカー世界大会に出場した日本チームの応援をしたとき、最初の2試合をご一緒したサポーターの加藤さんが「この日の丸は北京五輪にも持っていった由緒正しいものです。これを藤尾さんに差し上げますから、これからの応援に使用してください。」こう言われればもらわないわけには行きません。使わないわけにも行きません。で、チヤンの試合場にそれを持っていって振り回しました。今は大事にアパートにおいてあります。

年始から家族とチリ南部のプジェウエ温泉に数日間行ってきます。ここは2年前日本から訪れられた飯田夫妻と行った所ですが、その時気に入ったので再訪するもの。このためチリの風その305は少し早く上梓しました。