チリの風 その256 12月30日―08年01月6日

新年明けましておめでとうございます。

いやぁー驚きました。年末年始はテムコから山側に入ったカリジャンカにある親戚の家ですごしましたが、突然、目の前に見えるジャイマ火山が噴火し始めたのです。元旦の午後でした。夜になると噴出物は噴煙から溶岩に変わり、夜空を染めるほどの勢い。すごかったです。
さてその家はご主人が働く農業省の実験農牧場の敷地内にあり、公道から3K離れていたので、まわりに街灯もなく外は全くの暗闇。満天の空に星と人工衛星が輝き、また下界には蛍がきれいでした。
驚きはそれだけではありません。その試験場に一人の日本人技師が働いていました。サンティアゴに戻る前、ほんの2分ほど話す機会がありましたが、すごいですね。彼の活躍を祈ります。