1） 強盗事件
昔、日本で3億円強盗事件がありましたが、今週、サンティアゴの飛行場でチリの史上最高の60億ペソ（12億円）が盗 まれました。飛行場で働く作業員と同じような労働服を着用した集団が、飛行場の金網を破り、中に入り、滑走路の飛行機に接近し、現金輸送車から飛行機に積み込もうとした現金を強奪したもの。10分の行動で死者も負傷者もない完璧なシナリオ。逃走した後も車を乗り換え全員が無事に逃走。今の所全く足がかりなし。
もちろん大金を銀行には預けられない、外貨に換えることも国外送金も不可能、飛行機に乗って海外逃亡しても金は持ち出せない。カジノで使えば良いと言っても毎日100万円かけても1年間遊び続けるわけにもいかないでしょう。どこかの家の地下にでも隠 されていると見られます。1万ペソでこの金額を積み上げるとなんでも百メートルになるとか。
その飛行機に大金を積みこむことを知るには内部情報がなければ不可能ですよね。現金輸送の会社か飛行機会社の中に犯人の仲間がいるのでしょうか。
2） 大学ランキング
世界のトップ500大学にチリからカトリカ大学とチリ大学が選ばれました。両方ともラテンアメリカではトップを争っていますが、世界的にも認められているわけですね。
3） 平均年齢
世界中で寿命がぐんぐん伸びていますが、今回の発表で日本が男女の平均年齢で世界1位、83歳。チリは33位で79歳でした。素人には79歳も83歳もほとんど変わりがないですね。食料品、水、医療などが寿命に大きく影響するのでしょうがチリの長寿も安定してきました。
