(一般)

1) イースター
多くの観光客が観光地を回っていますが、もうイースターの休みは今までのような宗教的な雰囲気はありません。カトリックの大聖堂のミサもあまりテレビのニュースに出ませんでした。昔は、私もイースターのミサには出ていたのですが。
テレビ番組も昔はカトリック関連の映画などが連続しましたが、今は少しだけ。その中でイエスキリスト・スーパースターの第2版を見ましたが、オリジナルの方が見応えがありました。
それから、先日のローマ法王のチリ訪問での不祥事についてですが、いろいろ問題点を調べたのにその結果はどうだったか、全く明らかになっていません。フランシスコはひどい法王ですね。もうマスコミも取り上げなくなりましたが。
チリのカトリックの割合は64%、ラテンアメリカの中では低い方です。もっと低いと言う意見もあります。高いのパラグアイ89%、メキシコ81%、逆に低いのはウルグア42%、ホンジュラス46%です。
2) 肥満問題
私がチリに入った1979年には肥満問題はありませんでした。周りのおっさん、おばちゃんもそれほどデブではありません。それが最近は大人だけでなく子供までこの問題に面しています。
今週の新聞に世界的に体重が増えているが、チリの場合は平均を大きく超えていると報道されました。国際機関の発表で世界200か国の過去40年の数字ですが、世界平均は6.6キロアップなのにチリ人女性は8.5キロ、男性は9.4キロの上昇とか。ちゃんと数字が問題を示していますね。
砂糖の取りすぎ(お菓子やコーラなどの飲料水)大食(必要以上の量)手作りの家庭料理が減少してジャンク・フードのレストランでの食事が増えたなどの理由が上げられています。その悪癖を直さなければ、問題はもっとひどくなりますね。
3) 青年闘士の日
軍事政権時、左翼の若者が警察に殺された事件を記念する日ですが、以前ならこの日は全国で反体制派が街に出て警察と戦っていました。現在では右と左の戦いなんて薄れてしまい、今年は一人の警官が負傷しただけでした。良かったね。