(経済)

1) 経済成長率
チリ経済は低い成長率、高いインフレ率、高い失業率、将来が楽観視できないことから消費者の購買意欲も下げ止まりと厳しい状況が継続中ですが、専門家の見方ではチリの経済成長率が元に戻るのは2015年の後半からとされます。今年の第3四半期の数字は0.8%が見込まれ、これは最近にない低いものです。
2015年の国家予算で、活発な公共投資が行われ、失業率の低下が図られる予定ですが、それでも希望の星はまだ遠くにしか見えません。
専門家のコメントとして、雰囲気を変えるには閣僚の交代をする必要があるとか、税制改正の悪影響から抜けられないのが最大の問題とか言われています。
2) 銅の価格は3ドルを超えて一安心。原油価格も下がって一安心。8月にガソリン安定システムMEPCOが導入されて3か月ですが、何と4500万ドルもシステムに残高として残ったらしい。原油が下がっても週に5ペソしかガソリン価格が下がらないので、その差はすべて利益として懐に残るわけですね。   それにしても為替の問題は不可解。今週チリのペソは1ドル595ペソで締めました。なんでそんなに下がるのかな?